【ご紹介】中国・上海城建職業学院視察
- 2019.02.28
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企業情報
昨年11月当社『アイシア吹上』を視察頂いた『上海城建職業学院』さまへ伺いました。
職業学院とは、日本では専門学校的な位置づけのように説明を受けましたが
内容的には実技に直結した大学と理解すべきハイレベルな国家的な学校でした。
中国だから大きい?ってわけではありませんが、とてつもないデカさです。
日本のちょっとした大学がいくつもまとまって組織されているような感じです。
看護に関しては実践的なクリニックがあり実技ができるようになっています。
器材がたくさんそろえてあり、学生はたくさんの経験を得て実習に出ていくようです。
『介護』はこの9月から新入生を迎えます。
驚くことに介護技術の習得だけでなく、運用面での準備もこの時点で検討されており、
日本で言う『地域包括ケア』をもの凄いスピードで実現してしまいそうです。
中国ではモバイルの発展やオールwifiにより管理効率化が実現されています。
国柄、統率する力も強く日本では考えもできないスピードでこの分野も発展すると感じました。
この学校では、ただ『介護』を考えるだけでなく『お菓子』や『ホスピタリティ』など
『高齢者のお住まい』として周辺教育も含め考えていることは現実的で共感しました。
日本ではともすれば医療機関の掃き出し的な考えが恥ずかしながら見受けます。
まるで下請けのように見取りの場としているような考え方では発展するわけもないし
そんな考え方でこの業界に居座って欲しくないです。
本当に必要なマインドを見極めこれからもいろんなことに挑みたいと再考しました。
このような機会ご縁を頂きました東京福祉大学さまに改めて感謝申し上げます。
- 【以下は平成30年11月8日の模様】
- 本日は、 東京福祉大学さまのご縁により
中国上海城建職業学院ご一行さまが当社視察にお越しになられました!
弊社社長と書記長
アイシア吹上にて、施設概要や機械機器などをご説明!
熱心な質問が飛び交います。
お食事に関して現場責任者のかたから興味深いお話が出てきます。
居室では、じっくりとナースコールやトイレなどの機材のことや運用について
質疑では、皆さまから多くの質問を頂戴しました。
施設的なお話に加え、法律や開設時での苦労など具体的で緻密な質問がありました。
なかでも『社員教育体制』について「マニュアルをつくるだけでは駄目だがどうしている?」と
当社の尽力する課題に直球のお話があり、取り組む姿勢の熱心さは勉強になりました。
弊社担当平井課長へ「ぜひ中国に来て学校で講義して欲しい」とオファー頂きました。
【意見交換会での風景】
【対応した小川アイシア吹上施設長の感想】
我々が日頃当たり前だと思っていた機械浴のことやケアの説明に関して、
中国のかたが驚いたり、ひっきりなしの質問が続き関心の高さに圧倒されました。
これまでに慣れてしまった箇所もあるのでこれを機にあらたな視点で
見学の説明を分かり易くしていきたいと思います。
特に学びに関して強い興味を持たれていたことが印象的でした。
説明がどこまで伝わったかも振り返り今後の施設運営に活かしていきたいと思います。
【対応した平井アカデミー事業部課長の感想】
貴重な経験の場に出席させて頂きました。
日本では日常的に使用しているケア用品が、中国において求めている物品であったり、
当社で運用している研修制度やケアの平準化が中国でも求められているサービスなんだと知りました。
日々当社が実施している事が重要なことだと改めて実感しました。
一方外国のかたに伝えるにはプレゼンテーションに対するスキルアップなども
勉強する必要を体感しました。今回の経験を業務に活かしてまいります。